Chromebookレビュー(1ヶ月間使用しました)

7月9日に手元に届いたChromebook(クロームブック)。
その間いくつかレビューをブログに書きましたが、今回は1ヶ月使っての結論を述べたいと思います。


【結論】
十分メインマシンとして使用可能である。(もちろん、あなたがデザイナーやエンジニアでなかったならば。)

【理由】
・起動が速い(8秒)。実際にはスタンバイ状態からの起動の方が頻度は高いのですがこいつは2秒くらい。

朝から晩までオフィスにいる人であればChromebookである必然性はないけど、外回りが発生する人には本当にベストだと思います。

iPadiPhoneの差は、画面サイズの差だけなのですが、その差があることによって実際の体験がまったく異なります。それとおんなじ感じ。起動速度が違うだけでかくも使い勝手が違うのか、という感じ。


オプショナルの理由としては仕事の進め方の革命的な変化を期待させるところです。

これは1ユーザーとしてというより経営者目線での感想なのですが、
端末自体に記憶領域がないということは、Google Docsにファイル生成機能(オフィスソフトとしての)だけでなく、ファイルサーバとしての役割も担わせる形になります。
そこで成果物としての各種ファイルを保管しておくだけでなく、そのファイル自体を共同作成できたり、新人が入ってきても「これ、はい」とGoogle AppsのアカウントとChromebookだけを渡せば、必要なファイル類はすべてGoogle Docsに並べられており、各種ウェブツールを使ってすぐに仕事が開始できるイメージ。

書きながら思いましたがこれはGoogleChromebookのビジョンそのものですね(笑)


管理思考ではないけれども業務のブラックボックスを作ってしまわないようにしつつ、従来のやり方(スタンドアローンで作成したファイルを事後に共有するに過ぎないやり方)以上の成果を出すためのコラボレーションという方向性。

ITとかデジタルっていうと脊髄反射的に冷たいとかアナログの方がいいという人がいますが、あくまでもただのツール(道具)。

弊社にとっては仕事のやり方を進化させる絶対的な武器になりそうな予感がします。


例のごとくChromebook(ChromeOS+ハードウェア)だけの感想ではなく、Apps的な概念までを含んだレビューになってしまいましたが、それ単体でも十分お値打ちだと思います。

以上








WEBの便利屋やってます。