フェイスブック 若き天才の野望

フェイスブック 若き天才の野望』を読みました!
別の方の書評でも書かれていましたが内容がギッシリ詰まっているのでたっぷり一週間は楽しめました。

この本はホントにオモロイ!

(真相は誰にもわかりませんが)映画『ソーシャルネットワーク』の原作本『facebook 世界最大のSNSビル・ゲイツに迫る男』よりもずいぶんニュートラルな視点と入念な取材を基に、創業期から2009年までのフェイスブック社とそれを取り巻く環境がイキイキと描かれています。

業界関係者の方にはぜひ読んでいただきたいのですが、
印象に残ったことを3点。


1)ショーン・パーカーの存在が思ったより重要

VCにより自身が創業した会社から追い出された苦い経験を踏まえ、ザッカーバーグが取締役会において絶大なる影響力を将来に渡って保持できる仕組みを構築。軍師的な位置付けです。


2)チームビルディング

巻頭にも主要な登場人物がまとめられていますが常軌を逸した速度で成長を続ける会社に、その時々で必要な人材をきちんと獲得できていること。これは現在のf8などのカンファレンスを見ていても強く感じます。


3)Twitterの猛撃をかわした

ある時期シリコンバレーにおいてはフェイスブックで働くよりツイッターで働くことこそがCOOLだと思われていた時代があり、ザッカーバーグツイッターのやることなすことを強く意識していた。
今、シェアや勢いという観点では完全に勝負あり、という関係なだけに新鮮でした。



といったあたりでしょうか。
いずれにせよ日本人の多くの方は2010年くらいからのフェイスブック利用でそこに至るまでの流れやゴタゴタを経験していないので、そのあたりを追体験するという意味でも読んでおいた方がよいと思います。
例えばプライバシー問題や、伸び行くフェイスブックソーシャルメディアをどうしてよいかわからない企業のアタフタもアメリカではすでに終わったこととは言えないまでも、すでに通ってきた道ではありますので。

ちなみにわたくし結城はこの前ちゃんと調べてみるとなんと2008年の1月にFacebookのアカウントを取得しているではないですか!
(`・∀・´)エッヘン!!

けど活動は2009年の秋以降でした・・・・ (*´σー`)エヘヘ



てなわけで、

映画『ソーシャルネットワーク』が「最高!」だった人も、

「ウ○コ!」と思った人もぜひこの本は読んでみてくださいませm(__)m


【追伸】

「別の方の書評でも」というのはアジャイルメディアの徳力さんでした。
「フェイスブック 若き天才の野望」を読むと、マーク・ザッカーバーグは透明性の高い実名インターネットが世界を変えると、本気で信じていることが分るはず。


以上



株式会社ブレイクオンスルー
結城
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フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)

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