ユダヤ、華僑、印僑

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ユダヤ、華僑、印僑
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【3大商業民族】

ユダヤ人」「華僑」「印僑」は3大商業民族と呼ばれ、

世界的にも特に商才に長けているという評価を得ています。

(アラブ人、アルメニア人もかなりものらしいですが。。。)


彼らのその"商才"の源泉はいったい何なのでしょうか?

民族性、国外に出て行かないといけなかった背景、

選んだ商売(金融・貿易)、場数、そして拠って立つ国のないハングリーさ、etc・・・・、


理由はいくつかあるのでしょうが、

中でも彼らが築き上げた『情報ネットワーク』の力に拠るところが多いのではないでしょうか?


血縁、地縁などで結ばれた母国内外へ張り巡らされた情報網が彼らの商談に強みを与えている

のだと考えます。


●商才→商談力→交渉力


日本は、特に外交の分野で「お人よし」扱いされることがあまりにも多いのは、

政治の問題ではありますが、

今後、どの産業、どの分野においても好むと好まざるとに関わらず世界を相手していかねばなりません。

我々みんなが強い商人にならないとなりません。


そんなわけで

私も世界で活躍する在外日本人(約100万人)、日系人(約260万人)との結びつきを強めていきたい
なぁ、

と思ったわけなのです。




【サンフランシスコの仲間】


話は2002年に遡りますが、

この年にアメリカのサンフランシスコに留学をしました。


海外留学で日本人同士つるむこと程無駄なことはないと考え、

極力現地化していたのですが、

唯一、定期的に会って様々な事を教えてもらったり、

一緒にベースボール(当時はサンフランシスコジャイアンツに新庄選手が在籍)

を観にいったりしたのが、

田中真太郎さん。


田中さんは、

『北米毎日新聞』という在米日本人のための新聞社の編集長をしていて、

昨年の10月末の北米毎日新聞の休刊以降は、

フリーのエディター・ライターをしています。


元々は演劇の勉強をしにアメリカにやってきて、

運よくグリーンカードが抽選であたって永住権を取得したという、

ラッキーな人なのですが(笑)


散々お世話になっておきながら、日本に戻ると徐々にメールのやり取りもなくなっていき、

すっかり疎遠になってしまっていたのですが、先日8年ぶりにSkypeで話しました。


久しぶりにリアルなサンフランシスコ(というかベイエリア)の話題に触れられて、

大いに刺激を受けました。


定期的に情報交換していこうね、と。


●田中さんが運営しているサイト
WEB SKET
http://websket.com/

"SKET"という見慣れない単語になにか深遠な意味があるのかと思って確認してみたら、

"助っ人"だということでした。ズッ!(笑)


これは日本へ向けてというよりは

ベイエリアの人向けの情報サイトですね。


メール、SkypeTwitterFacebookなど人と繋がるツールは十分に用意されています。

ぜひ皆さんも身近なところからネットワークを構築していくことをお勧めします!

直接的に商売に結びつかない話だとしてもたいへん価値があるのでは?




【在外日本人と連携したビジネス】


ちなみにその情報ネットワークをビジネスに活用しているケースもあります。

1)バイマ
有名なのは、株式会社エニグモが運営するバイマ。

BuyMa:バイヤーから買う―世界最大のバイイング・マーケット―世界65カ国の輸入代行・通販・直販・お
買物代行コミュニティ
http://www.buyma.com/

世界中の人がバイヤーとなってセレクトした商品をサイト経由で購入できるような仕組み。


2)『Flutter Scape』(フラッタースケープ)
ネットプライス社のサービス。
http://www.flutterscape.com/

在日外国人がバイヤーとなって、外国人の目から見て魅力がある日本の商品を、

同じ感覚を持つ日本国外の外国人に販売する、という要素も取り入れているようです。

日本人的な感覚でよいと思った商品も、外に持っていくとなかなかヒットしませんからね!


どちらもよく仕組み化したものだと感心します。



私は在外日本人を組織化して、その国で流行る兆しがあるものの情報を集めて、

それをすぐに日本で紹介・発売するという、

「超タイムマシン経営サポートシステム」みたいなのを思いつきましたが、

これはダメでしょうね(笑)




【おまけの話】

先週の金曜日から、

毎週定例のランチミーティングを開催いたしました。

東急東横線学芸大学駅徒歩5分
エンポリオ
毎週金曜日の11:30〜13:00


詳しくは、こちらをご覧ください!

http://www.breakonthrough.biz/news/2010/02/tgif.html


他社、他業界との情報ネットワークづくりに、

ご都合に合わせてご参加いただけましたらと思います!




【前号のコメント紹介】


■株式会社ミスター・エム 村松様 (http://www.mr-m.co.jp/

面白かったです。
私もアジア系海外旅行者へのサービスは
今後ニーズが高まるものと思います。

旅行者という感覚より、もっと近い意識に
なってくるのだという気がします。

インド村や、ベトナム村、タイ村など、
香港街、上海通りなど、、いろんな形で
コミュニティーもできていくのではないかなと思います。

いずれにしても、どんな企業も今の強みを活かしていくしか活路は無いと思います。

我々は、日本の零細、中小企業に特化したマーケティングのお手伝いを
行っていますので、そこには商機があると考えております。

日本語がしゃべれるアジア系海外マーケターを集めていきたいと考えております。
我々の日本のマーケティングとうまく融合できると思います。

一緒にやりませんか?
5〜10年後を見据えて、ゆるやかに、、まずは、人脈づくりですかね。
アジア圏は、近い将来隣の県のような感覚になると思います。



■株式会社コンパス 鈴木様 (http://www.compas.co.jp/

トラベルズーというサイトは知ってる?

会員数が急増中らしいけど。。

http://jp.travelzoo.com/about/

世界中からスタッフが厳選して、厳選した
20プランしか提供せずに、一気に売り切るモデル。

これを外人向けにやるとニッチだけど、
付加価値が高くて初期のユーザー層が
集客可能かも。。。

あとは、先日いった、富裕層外人を相手に、
日本の雪国のスキー場や別荘専門に仲介するなども
いいかも。。。

情報が多すぎるサイトは世界規模のサイトには勝てないし、
ある意味システム勝負になる。

つまり、規模の勝負と無料化の勝負になりうる。

なので、狭く深くでスタートした方が面白いのとちゃうかな?



■インド進出コンサルティング会社勤務

東京発の現地ツアーは、六本木あたりの英字フリーペーパーになんか載ってそう。
大久保(コリア、アジア)、北池袋(中国)にもフリーペーパは多々あり。
北池の中国語版は、帰化申請や求人(堅いのからヤバそうなものまで)、同居人募集、不用品取引、
または、不法滞在者向けの法律相談など興味深いものです。

中野ブロードウェイには、三鷹ジブリ美術館の紙袋を持った白人(アニメTシャツ)多し。
秋葉原三鷹ジブリ中野ブロードウェイが定番コース。
それぞれの国で、それ系のガイドやサイトが充実しているらしい。



■小売チェーン勤務

【そうそう】
そうなんですよ。
こちら池袋もアジア系観光客の方は多いですね。
で、ガイドはその国のお方らしく、
やっぱり不案内っぽいんですよ。

地域の人の持っている情報と観光客を結びつける何かがあると、
きっと、良い思い出を作れるでしょうね。

ipadネタ】
他の方がお書きになってましたね。
食いつきますと、やはりマルチタスク非対応とflash非対応が惜しいです。
他はいい感じ。

私も、できれば小さい携帯と小さいネットブック体制がいいです



いただいたコメントは次号以降で紹介させていただきますので、
よろしくお願いいたします!
(匿名か記名かは雰囲気で判断させていただきます。)





今、ちょうどサッカー日本代表VS韓国を見終わりました(1-3)

もっとシュート打てよ!!(笑)

才能溢れるフォワードが突如として出てこないかな・・・・・。


まあ、今回は韓国の強さの方を誉めるべきかも。



それでは次号もどうぞよろしくお願いいたします!