シリコンバレー精神
3度目なのですが何度読んでもグッと来ます。
ちょっと長いのですが、文庫本化されるときに加筆された、
その名も、
「文庫のための長いあとがき -シリコンバレー精神で生きる」
から引用紹介させていただきます。
「どうも何か大きな変化の真っ只中にいるようだ。でも具体的に未来がどうなるのかは全くわからない。」
そんな環境下で、私たちはどう生きるべきなのか。
限られた情報と限られた能力で、限られた時間内に拙いながらも何かを判断しづづけ、
その判断に基づいてリスクをとって行動する。行動することで新しい情報が生まれる。
行動する者同士でそれらの情報が連鎖し、未来が創造される。行動する者がいなければ生まれなかったはずの未来がである。
未来志向の行動の連鎖を引き起こす核となる精神。
それが「シリコンバレー精神」である。
シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫)
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/08/10
- メディア: 文庫
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1996年の秋から2001年の夏にかけて氏が綴った
「シリコンバレーからの手紙」がベース(というかそれそのものです)なのですが、
今読んでも、今読むからこその良さがあります。
ぜひご一読を。