日本人が知らない恐るべき真実
「地球の資源は有限だけれども、利子のついたお金は無限に増殖し続ける。」
企業家としてこの問題とどう向き合っていけばよいのかはとてつもない難問です。
今回の世界不況で私が感じたこどは二つ、
１）やはり株価、地価、利率の上昇などが生む価値はどこかで暴落する。
２）やはり企業の成長がもたらす経済効果はとてつもなく大きい。
シンプルに、なんでもいいからと、ひたすらに売上の増大・規模の拡大を目指すのではなく、
地球の資源を極力使わない四次的な産業、または循環可能な一次産業を中心に経済をまわしていき、
公的資金がクリーンエネルギーや食料開発に流れるような仕組みを意識してやっていかねばと考えます。
後はマーケティング支援会社として、
需要と供給の最適なマッチングを志向するなかで、ムリ・ムダを省いていくということが直接的にやらないといけないこととしてあります。
いずれにせよ簡単に実行できる答えはないわけで、人類は日々試行錯誤を続けながら破綻せぬようにしていくしかありません。
一人でも多くの方にこの本を手にとってもらって、考える機会をつくってもらえればと思います。
